こんばんは。ヨフカシです。ご無沙汰になってしまいました。
2022年秋の東京ゲムマで購入したDETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人をプレイした感想です。
記事のタイトルにもある通り
長年未解決となっている殺人事件をわずか3時間で解決出来るわけないじゃん!
と怒りながらプレイしたものです。
御仏の殺人とは
超リアルな捜査資料をもとに難解な未解決事件の謎を解く、しかも有名な小説家である道尾秀介さんと作られたということ。
DETECTIVE X CASE FILE#1 御仏の殺人(みほとけ)の殺人は謎解きを通した物語を提供しているSCRAPさんと小説家の道尾秀介さんがタッグを組み、2022年秋のゲムマにて先行発売された持ち帰り謎解きです。
ゲムマで完売していましたし、ヨフカシも発売前からとても気になっていました。
「みほとけ」と読めなくて
おぶつの殺人!
なんて言ってたら旦那に笑われましたわ…
ストーリー
過去の未解決事件に関するルポを連載している記者から2010年に起きた、ある寺での住職殺人事件を解決に導いて欲しいとの手紙が届く。手紙と一緒に寺の間取り図や容疑者たちの取り調べ書、当時の記事など捜査資料が同封されていた。その資料を元に捜査し、あなたは解決するこどができるのか。
小説家が監修
御仏の殺人は直木賞作家、道尾秀介さんが全編執筆されているそうです。
道尾秀介さんはカラスの親指など有名な作品を数々世に出している方です。
いつか名探偵になって難事件を解決するのが子どもの頃からの夢だったと。そんな事を公式ページで語っていました。
内容物
【内容物】
インビテーション、名刺、手紙×2枚、雑誌記事のコピー、封筒(捜査資料一式)
A4サイズ程の箱にキットが入っています。
【用意する物】
- インターネットに接続したスマートフォンかパソコン
- メモ用紙
- 拡大鏡
と記載ありますが拡大鏡は使いませんでした。肉眼でも見えました。
- 想定所要時間3時間~4時間
- 制限時間なし
- プレイ人数1~4人(4人以上でも可)
- 対象年齢15歳以上
【所要時間】
内容物と想定時間が3時間からとかなりのボリューム!そしてスマホやパソコンが必要ですので広いテーブルのある自宅でプレイするのがおすすめです。てか自宅でやって下さい。
ネタバレになってしますので書けませんが、謎を解いていくうちに後半で必要なものがあります。
自宅、もしくは誰かの家でやることを強くおすすめします。
【時間制限なし】
公式では「中断して翌日以降にプレイしてもOK」と記載ありますが、物語への没入感が無くなってしまうのでおすすめしません。たっぷり時間があるときにやりましょう。
【プレイ人数】
1人でも4人でも。でも全員が捜査資料全てに目を通さないといけないので4人以上はおすすめしないかな。理由は感想で書きます。
【対象年齢】
公式ページでは15歳以上となっています。血や死体描写が出てきますので注意。
リアルな捜査資料
DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人はなんといっても超リアルな捜査資料が目を引きます。
捜査資料の入った封筒が4つあり、指示がある度に1つ1つ開封していきますが、最初に開封する封筒がなんともすごい分厚い…
最初はまず事件の概要などを理解するのに捜査資料を読み込むのに1時間くらいかかった(笑)読まないと内容が理解出来ないので必ず全員が読むようにしましょう。
超リアルな捜査資料は、未解決事件の捜査資料を引っ張りだしてきて事件解決に挑む刑事の気分になれます(どんな気分だよ)
超リアルなので細かい所まで見逃さないように注意深く読みます。作り手のこだわりも感じました(愛)
ゲームの進め方
- 封筒を開封する
- 中身の捜査資料すべてに目を通す
- 資料の中から手がかりを見つける
- スマートフォンかパソコンに答えを入力する
この繰り返しで全ての封筒を開封していきます。
答えを間違えてもやり直せるので安心です。直接入力することもあれば、選択肢が表示され中から選ぶ時もあります。ヒントもあります。ヨフカシはヒント見ずにクリアできました。謎の難易度はそんなに高くないと思います。
感想
4人でプレイしクリアまでに5時間かかりました。
でも事件解決した後の爽快感と物語の真実を知った後のせつない、心苦しい感がありました。
小説家の道尾秀介さんも絡んでいるということがやってみると分かる(笑)
長い長編小説を読んでいるような、スペシャルドラマを観ているようなそんな感覚、いや、それ以上に感じる謎解き…というか事件でした。
謎解き感はあまりなく、目の前にある捜査資料を必ず全てに目を通しそこから事件解決の糸口を探すのであまり頭は使う感じでは無かったな。
指示があったら封筒を開封→封筒の中の捜査資料の全てに目を通す→手がかりを探す
の繰り返しって感じで、謎の問題が出されて、紙に書いたりして謎を解くって感じでは無かった。
一番最初に開封する封筒には事件の概要や容疑者たちのリストなど物語に入るための基本情報がたっぷり入っていたのでまずその資料を読み込むのに1時間かかった(笑)
これプレイ人数1人~ですが4人でやったら4人全員が同じ捜査資料を読み全員が理解しないといけないのでそこも時間かかったのかなと。
捜査資料の種類も多いので、どれか一つでも読んでないと、置いてけぼりになる。実際1人分かってない人がいて、ある捜査資料を読んで無かったからだと判明したり。
1人でやったらそんな事は起こらないけど、三人寄れば文殊の知恵で、手がかりを見つけるのは4人くらいいたほうが良いのかな。
リアルな捜査資料や事件当時の新聞記事などが再現されていて封筒を開ける度に感動。過去の新聞記事はちゃんと色褪せていたり手触りも新聞を再現していました。ちゃんと裏側も新聞でした。
紙の資料の他にボイスレコーダーという真っ暗な映像もあったり見る(聴く)のがちょっと怖いようなドキドキしたり、時々実写の映像があり飽きずに楽しめました。ずっと文字を読んでるだけじゃ疲れるもんね。
ただ最初に物語を理解するために事件の捜査資料を読み込む必要があり1時間かかったのでそこで疲れちゃう人もいるかな…と。読み込むだけではこのゲームのスタートラインにも立ってないので、もう1時間経っちゃった!なんて焦ったよ。
実写映像が時々用意されているのだから、始めにこの映像をご覧下さいって感じでお寺や容疑者の紹介は映像にした方がわかりやすいし捜査資料を読み込む時間も少しは省けるのではとも思った。
ただ御仏の殺人はリアルな捜査資料がメインでもあるから映像にしては意味ないのかな。うーん。
一番最初の封筒を開けて中身を取り出すと「うわぁ~…」と全員がうなった。一番最初に目に入ってくる情報がすごく衝撃的でした。ほんとびっくりした。事件は本当に起きているって感じでした(笑)
血や死体描写が苦手な方はご注意を。
謎解き後半である物が封筒に入っているのですがこれびっくりした!ただ使うタイミングが分からなくて今使うのか最後に使うの分からなかったけど合ってたのかな。ネタバレになるので詳しくは書けないのが残念。ある物は他に必要なものと組み合わせる必要があるので絶対家でプレイしましょう。
お値段は3900円+税。捜査資料というキットがたくさん入っていて、超リアルなのでお値段以上の価値があります。映像は実写で俳優さんが演じていますし、ドラマを見ているような作り込んである映像もありますので面白かったです。
まとめ
時間を忘れて物語に没頭できる謎解きでした。未解決事件を解決するには5時間かかりました。ぜひプレイしてみて下さい。犯人が分かった時見えてくる残った謎もあり鳥肌ものでした。DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人、#1ということは第二弾もあるのかな。楽しみにしています!
鳥肌度:★★★☆☆
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